健康情報: 1月 2012

2012年1月30日月曜日

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) の 効能・効果 と 副作用

漢方診療の實際』 大塚敬節 矢数道明 清水藤太郎共著 南山堂刊
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
 本方は、癤・癰を発し 易いフルンクロージス及び湿疹の治療に用いられる。フルンクロージス、或は湿疹が一種の毒素によって起こるものと仮定すれば、本方は解毒臓器の機能を盛ん にして、その毒素を解除する効がある。本方は常に連翹を加味して用いられる。本方中で解毒的に効のある薬物は、荊芥・防風・桔梗・柴胡・川芎・桜皮等であ ると考えられる。その他の茯苓・甘草・独活・生姜等は補助的の薬物である。連翹はまた有力な解毒薬として加味されるものである。
 本方の応用としては、癤・癰の初期に解毒剤として用いられ、軽症であれば、そのまま内消する。内消しない場合も、その毒性を挫くことができる。フルンクロージスに対しては体質改善の目的で用いられ、湿疹に対しても屡々著効がある。蕁麻疹にも応用される。
 また本方に石膏を加えて結核性並びに梅毒性の頚部リンパ腺腫に用いて屡々効がある。
 本方は小柴胡湯の適する体質で解毒の効を求める場合に適する。この意味で癤・癰・湿疹の他、肺門結核症・腎臓炎・糖尿病・梅毒・所謂水虫・神経衰弱症等種々の疾患に応用することがある。


漢方精撰百八方
25.〔方名〕十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
〔出典〕華岡青洲伝(春林軒方集)

〔処方〕柴胡2.0 茯苓2.0 川芎2.0 桜皮2.0 生姜2.0 桔梗2.0 防風1.5 独活1.5 荊芥1.0 甘草1.0

〔目標〕滲出性体質、膿毒物質の蓄積、亜急性皮膚炎、顔面や頭部の壅塞感、掻痒感、リンパ腺腫脹、蕁麻疹、水疱疹、乾性皮膚疾患。

〔かんどころ〕化膿性疾患の初期で、発赤、腫脹、疼痛、悪寒、発熱の一段落した後、すなわち初め葛根湯で発散させてから本方を用いる。このような場合は煎剤がよい。体質改善の目的に用いるには散剤を連用する。

〔応用〕本方は太陽病と少陽病の時期にまたがる発表剤で、古方でいえば小柴胡湯証に相当する。明代によく用いられた人参敗毒散や荊防敗毒散などの類方に基づいて華岡青洲が創方した。体内に蓄積して皮膚に病変を来す毒を解して中和させるのが主な目標である。解毒作用をさらに高めるために連翹、石膏、大黄などを適宜加味することもある。亜急性期以後の化膿炎または乾性の皮膚疾患に常用し、アレルギー体質の改善にも欠くことの出来ない処方であるから、アレルギー性眼炎、鼻炎、蓄膿症にも用いる。しかし、アレルギー性の気管支喘息には効かない。この時は半夏厚朴湯や麻杏甘石湯の合方の適応である。皮膚の化膿をくりかえすフルンクロージス、水虫、湿疹、疥癬などの体質改善にも応用する。

〔治験〕四十二才の男。十数年前から両足とも水虫に悩まされ、売薬、新薬、物理療法などあらゆる治療を行ったが一時の効しかなく、病院がよいもしばらく続けたが根治しないので漢方治療を求めてきた。局部は赤く腫れ、皮がむけていたり、膿疱の部分などが混在するが全体としては乾性である。従って本方の適応と考え、煎剤で三ヶ月連服したが著効がない。食養を厳守させて散剤にかえ二ヶ月服用したところ、かなりよくなってが局所の清潔を怠ると再発する。そこでエキス散剤と原末の散剤を等分に混じ一回量二グラム毎食前に用いてみた。これが効を奏し三ヶ月でほとんど全治したが、再発を恐れて患者自身は気候の変わり目には毎年続けて飲んでいるという。三年前の症例である。この例のように本方は剤型をかえると効くことがあるのは興味深い。
石原 明


漢方薬の実際知識』 東丈夫・村上光太郎著 東洋経済新報社 刊

1 柴胡剤 
 柴胡剤は、胸脇苦満を呈するものに使われる。胸脇苦満は実証では強く現 われ嘔気を伴うこともあるが、虚証では弱くほとんど苦満の状を訴えない 場合がある。柴胡剤は、甘草に対する作用が強く、解毒さようがあり、体質改善薬として繁用される。したがって、服用期間は比較的長くなる傾向がある。柴胡 剤は、応用範囲が広く、肝炎、肝硬変、胆嚢炎、胆石症、黄疸、肝機能障害、肋膜炎、膵臓炎、肺結核、リンパ腺炎、神経疾患など広く一般に使用される。ま た、しばしば他の薬方と合方され、他の薬方の作用を助ける。
 柴胡剤の中で、柴胡加竜骨牡蛎湯・柴胡桂枝乾姜湯は、気の動揺が強い。小柴胡湯・加味逍遥散は、潔癖症の傾向があり、多少神経質気味の傾向が ある。特に加味逍遥散はその傾向が強い。柴胡桂枝湯は、痛みのあるときに用いられる。十味敗毒湯・荊防敗毒散は、化膿性疾患を伴うときに用いられる。
 各薬方の説明(数字はおとな一日分のグラム数、七~十二歳はおとなの二分の一量、四~六歳は三分の一量、三歳以下は四分の一量が適当である。) 

10 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
 〔柴胡(さいこ)、桜皮(おうひ)、桔梗(ききょう)、生姜(しょうきょう)、川芎(せんきゅう)、茯苓(ぶくりょう)各二、独活(どっかつ)、防風(ぼうふう)各一・五、甘草(かんぞう)、荊芥(けいがい)各一〕
  本方は、小柴胡湯證の適する体質で化膿性疾患の初期や湿潤期に用いられる。また、アレルギー体質の解毒剤、体質改善薬としても用いられる。本 方は、荊防敗毒散より前胡、薄荷、連翹、枳殻、金銀花、羗活を除き桜皮を加えたものとしても考えられる。したがって、化膿症の初期では、発熱、悪寒、疼痛 があり分泌物があまり多くなく、慢性に経過したものでは、化膿部位は頭部、背部に多く、四肢の場合でも比較的浅位のものである。
 〔応用〕
 つぎに示すような疾患に、十味敗毒湯證を呈するものが多い。
 一 湿疹、じん麻疹、水虫その他の皮膚疾患。
 一 よう、疔、癤などの疾患。
 一 中耳炎、外耳炎、アレルギー性眼疾、麦粒腫、鼻炎、蓄膿症などの耳鼻、眼科の疾患。




《資料》よりよい漢方治療のために 増補改訂版 重要漢方処方解説口訣集』 中日漢方研究会 
36. 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 華岡青洲

柴胡2.5 桔梗2.5 防風2.5 川芎2.5 桜皮2.5 茯苓2.5 独活1.5 荊芥1.5 甘草1.5 乾生姜1.0

現代漢方治療の指針〉 薬学の友社
 分泌物があまり多くなく,慢性に経過するもの。
 本方は疲労し易く小柴胡湯がよく適応する体質で,分泌物があまり多くなく患部が乾燥している皮膚疾患によく用いられる。
 患部が湿潤して慢性に経過する場合には消風散が適し、急性で分泌物が多い小水疱期の皮膚病には越婢加朮湯が適する。初期で発熱悪寒し,かゆみあるいは炎症の劇しい紅斑期の症状には葛根湯がよい。化膿疾患には伯州散と併用す識場合が多いが,この合方は炎症の劇しい時期には投与してはならない。便秘がひどい時は大黄を加え,癰,癤,肛囲膿瘍,とびひ,水虫などには紫雲膏などの外用薬を併用すれば治癒を早める。本方単独では所謂瘀血に起因する症状には無効で,この場合は桂枝茯苓丸,桃核承気湯,大黄牡丹皮湯などを用いるべきである。但し本方と桂枝茯苓丸との合方はしばしば瘀血に起因する汚臭がひどくない湿疹,蕁麻疹に奏効する。

漢方処方解説シリーズ〉 今西伊一郎先生
 腺病体質や疲れやすいもので,肝機能その他内臓に起因するもの,皮ふが弱くかぶれやすいものの,諸種ヒフ疾患に卓効がある。
 患部は乾燥性のものが対象となり,発赤,瘙痒の程度は緩和なものに用いられる。また軽度の湿潤を認めるものによく適応する。従って初期または回復期や,慢性に経過するもの,あるいは再々繰返して発疹するが,特にとりあげるほどの著しい症状を認めないもの,患部の治療と併行して,体質の改善が必要なものなどに好適な処方である。初期症状で炎症症状が激しく,瘙痒や悪寒を伴うものには葛根湯が良く,水疱や分泌物の多い小水疱期には越婢加朮湯を,考慮すればよい。
 また慢性症状であっても,患部が赤色や暗紫色を呈し,神経症状を伴うものには,本方に桂枝茯苓丸,桃核承気湯などを合方して用いることが多い。何か年もの既往歴があって,患部が湿潤しており発汗したり,夏期になると増悪するというものには,消風散が用いられる。ガンコなもので色々処方を用いたが治療効果の少ないものには,本方と消風散を合方して連用させると著効あることが多い。患部の肉眼的所見はそれほどでもないが,瘙痒の著しいものには本方と,黄連解毒湯の合方がよい。炎症や瘙痒が緩和で肌アレを伴うものには,本方に「はとむぎ」を加えて用いると効果的である。本方はまた夏期に多い乾燥性の水虫に繁用されるが,本方の内服と紫雲膏を外用して好転した例が多い。


漢方処方応用の実際〉 山田 光胤先生
○癰,癤,疔,などの化膿性腫物が,あるいは単発しあるいはつぎつぎと続発するもの。蜂窩織炎,その他の化膿性炎症,急性・慢性の蕁麻疹や亜急性以後の皮膚病で瘙痒のあるもの,リンパ腺の腫脹など。
○本方は華岡青州の経験方で勿誤薬室方函には「癰疽,および諸瘡腫,初起増圧壮熱し,疼痛するを治す」とある。
○石原明氏は「本方は太陽病と少陽病の時期にまたがる発表剤で,古方でいえば,小柴胡湯に相当する。明代によく用いられた人参敗毒散や荊防敗毒散などの類方に基いて,華岡青州が創方した。体内に蓄積して皮膚に病変を来す毒を解して中和させるのが主な目標である」と述べている。


漢方治療の実際〉 大塚 敬節先生
○この方は癤,癰,リンパ腺炎,乳房炎その他の炎症性の瘡腫の発病初期で悪寒,発熱があって腫れ痛むものに用いる。有持桂里は十味敗毒湯は癰疽,疔腫,一切の瘡毒,焮痛,寒熱,脈緊の者を治すといい,このようなところえ,葛根湯,葛根湯加大黄湯,葛根湯加朮附などを用いても具合のわるいもので,この敗毒湯にまさるものはないとのべている。
○十味敗毒湯はまたフルンクロージスによくきく。
○白髪染めによるかぶれによくきく。
○湿疹や皮膚炎でも,滲出液が多く痂皮を作るようなものには十味敗毒湯はむかない。
○皮膚面からあまり隆起せず,色も少し赤く,ところどころ落屑があり,かゆみもあり,滲出液のないものである。若い男子で,体格のよい人に多く慢性に経過する。この型でかゆみが少く色の赤くないものに葛根湯で治るものがあり,その区別は中々むつかしい。


漢方診療の実際〉 大塚,矢数,清水 三先生
 本方は癰・癤を発し易いフルンクロージス及び湿疹の治療に用いられる。フルンクロージス,或は湿疹が一種の毒素によって起るものと仮定すれば,本方は解毒臓器機の能を盛んにして,その毒素を解除する効がある。本方は常に連翹を加味して用いられる。本方中で解毒的に効のある薬物は,荊芥,防風,桔梗,柴胡,川芎,桜皮,等であると考えられる。その他の茯苓,甘草,独活,生姜等は補助的の薬物である。本方の応用としては,癤,癰の初期に解毒剤として用いられ,軽症であればそのまま内消する。浴消しない場合も,その毒性を挫くことができる。フルンクロージスに対しては体質改善の目的で用いられ,湿疹に対しても屢々著効がある。蕁麻疹にも応用される。また本方に石膏を加えて結核性並びに梅毒性の頸部リンパ腺腫に用いて屢々効がある。本方は小柴胡湯の適する体質で解毒の効を求める場合に適する。この意味で,癤,癰,湿疹の他,肺結核症,腎臓炎,糖尿病,梅毒,所謂水虫,神経衰弱症等種々の疾患に応用することがある。


漢方処方解説〉 矢数 道明先生
 小柴胡湯の適する体質傾向を有し,神経質で胸脇苦満があり,化膿症を繰り返すフルンクロージス,アレルギー性の湿疹,蕁麻疹などを起しやすい体質者が目標である。癰,癤の場合は初期で,発赤腫張疼痛があり,発病後数日以内に用いるのがよい,軽いものは四~五日で消退し治癒する。それ以後は托裏消毒散,または千金内托散,さらに遷延したものは帰耆建中湯や十全大補湯などを用いるようになる。





【一般用医薬品承認基準】
十味敗毒湯
〔成分・分量〕
柴胡2.5-3.5、桜皮(樸樕)2.5-3.5、桔梗2.5-3.5、川芎2.5-3.5、茯苓2.5-4、独活1.5-3、防風1.5-3.5、甘草1-2、生姜1-1.5(ヒネショウガを使用する場合3)、荊芥1-2、連翹2-3 (連翹のない場合も可)

〔用法・用量〕
(1)散:1回1.5‐2g 1日3回
(2)湯

〔効能・効果〕
体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの次の諸症:
化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、水虫



【添付文書等に記載すべき事項】
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる )
次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
〔 生後3ヵ月未満の用法がある製剤に記載すること。〕

相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)高齢者。
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上)含有する製剤に記載すること。〕
(6)今まで薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。
   むくみ
  〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上)含有する製剤に記載すること。〕
(8)次の診断を受けた人。
   高血圧、心臓病、腎臓病
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上)含有する製剤に記載すること。〕

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

症状の名称
症 状
偽アルドステロン症、ミオパチー
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以上)含有する製剤に記載すること。〕

3.1ヵ月位(化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期に服用する場合には1週間位)服用して
も症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売
者に相談すること

4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上)含有する製剤に記載すること。〕

5.本剤の服用により、まれに症状が進行することもあるので、このような場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔用法及び用量に関連する注意として、用法及び用量の項目に続けて以下を記載すること。〕
(1) 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
〔小児の用法及び用量がある場合に記載すること。〕
(2)〔小児の用法がある場合、剤形により、次に該当する場合には、そのいずれかを記載すること。〕
1)3歳以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
〔5歳未満の幼児の用法がある錠剤・丸剤の場合に記載すること。〕
2)幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
〔3歳未満の用法及び用量を有する丸剤の場合に記載すること。〕
3)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にの
み服用させること。
〔カプセル剤及び錠剤・丸剤以外の製剤の場合に記載すること。なお、生後3ヵ月未満の用法がある製剤の場合、「生後3ヵ月未満の乳児」をしてはいけないことに記載し、用法及び用量欄には記載しないこと。〕
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない(湿気の少ない)涼しい所に(密栓して)保管すること。
〔( )内は必要とする場合に記載すること。〕
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
〔容器等の個々に至適表示がなされていて、誤用のおそれのない場合には記載しなくてもよい。〕
【外部の容器又は外部の被包に記載すべき事項】
注意
1.次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
〔生後3ヵ月未満の用法がある製剤に記載すること。〕
2.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)高齢者。
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g
以上)含有する製剤に記載すること。〕
(6)今まで薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。
  むくみ
  〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g
以上)含有する製剤に記載すること。〕
(8)次の診断を受けた人。
   高血圧、心臓病、腎臓病
   〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g
以上)含有する製剤に記載すること。〕

2´.服用が適さない場合があるので、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔2.の項目の記載に際し、十分な記載スペースがない場合には2´.を記載すること。〕

3.服用に際しては、説明文書をよく読むこと

4.直射日光の当たらない(湿気の少ない)涼しい所に(密栓して)保管すること
  〔( )内は必要とする場合に記載すること。〕