健康情報: 2006

2006年12月22日金曜日

○[探健クラブ]バストアップ

○[探健クラブ]バストアップ
40歳体形崩れ…あきらめない!

 女性の体形は40歳前に急激に変化し、60歳代ではかなり個人差が
大きくなるのだそうです。変化が最も著しい部分の一つがバストです。
年とともに乳房が下がってくるのはなぜか、それを防ぐにはどんな方法があるのか――。

(続きは)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/tanken/20070524ik21.htm

(コメント)
バストアップに関係する健食原料としては、ザクロ、プエラリア、大豆イソフラボン、
ヤムイモ(ワイルドヤム)、タンポポ根(蒲公英根)、コロハ(胡蘆巴、フェヌグリーク)、
レッドクローバー(ムラサキツメクサ)などがあります。

ダイエット同様、古くからあり、取締まりの対象にもなりやすいカテゴリーです。

特定の製品を摂取するだけで容易に体の一部に特異的効果が表れるとすることは、医薬品的な効果効能に当たるため、広告表現は認められません。

女性誌、美容・健康雑誌で、掲載されているもので、「サプリメントを飲むだけで、バストアップが見込める」等の表現はすべて、薬事法違反となります。

また、多くの場合、虚偽・誇大な広告であるので、景品表示法や健康増進法上も違反となると思われます。


蒲公英(ほこうえい)について

蒲公英(ほこうえい)は余り漢方薬としては使われていませんが、蒲公英湯(ほこうえいとう)という漢方薬方があります。

内容は、蒲公英8g、当帰6g、香附子・牡丹皮各3g、山薬4gの5種類の生薬で構成されます。江戸時代の奥劣齊という日本の漢方医が考案した漢方薬方です。

かっての漢方医家はそれぞれ秘伝の催乳薬を工夫していた記録があります。

昔は産後のある期間は動物性タンパクや脂肪を制限して、お粥・梅干し・鰹節などを薦めた。鯉などにも催乳作用があると考えられています。

江戸時代の川柳に「乳の薬 里から魚の見舞なり」という句があります。『俳風柳多留』
魚編に里と書いて鯉(こい)であるのに掛けていて、嫁いだ娘に赤ん坊が生まれると、母乳がたくさん出るように実家から鯉が届けられたようです。

銀杏(イチョウ)の気根(きこん)を煎じて飲むと、やはりお乳の出が良くなると言われています。
「気根」(きこん)というのは、植物の幹から空気中に出 る根のことです。
子宝に恵まれるよう、あるいは安産のシンボルとしてあがめられることもあります。
全てのイチョウが気根を出すわけではないようですが、神社などにある古い銀杏(イチョウ)に
気根を持つものが多いようです。

2006年12月11日月曜日

承認不要化粧品の効能の範囲について

化粧品の効能の範囲について
(平成12年12月28日医薬発第1339号抜粋)

(1) 頭皮、毛髪を清浄にする。
(2) 香りにより毛髪、頭皮の不快臭を抑える。
(3) 頭皮、毛髪をすこやかに保つ。
(4) 毛髪にはり、こしを与える。
(5) 頭皮、毛髪にうるおいを与える。
(6) 頭皮、毛髪のうるおいを保つ。
(7) 毛髪をしなやかにする。
(8) クシどおりをよくする。
(9) 毛髪のつやを保つ。
(10) 毛髪につやを与える。
(11) フケ、カユミがとれる。
(12) フケ、カユミを抑える。
(13) 毛髪の水分、油分を補い保つ。
(14) 裂毛、切毛、枝毛を防ぐ。
(15) 髪型を整え、保持する。
(16) 毛髪の帯電を防止する。
(17) (汚れをおとすことにより)皮膚を清浄にする。
(18) (洗浄により)ニキビ、アセモを防ぐ(洗顔料)。
(19) 肌を整える。
(20) 肌のキメを整える。
(21) 皮膚をすこやかに保つ。
(22) 肌荒れを防ぐ。
(23) 肌をひきしめる。
(24) 皮膚にうるおいを与える。
(25) 皮膚の水分、油分を補い保つ。
(26) 皮膚の柔軟性を保つ。
(27) 皮膚を保護する。
(28) 皮膚の乾燥を防ぐ。
(29) 肌を柔らげる。
(30) 肌にはりを与える。
(31) 肌にツヤを与える。
(32) 肌を滑らかにする。
(33) ひげを剃りやすくする。
(34) ひげそり後の肌を整える。
(35) あせもを防ぐ(打粉)。
(36) 日やけを防ぐ。
(37) 日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
(38) 芳香を与える。
(39) 爪を保護する。
(40) 爪をすこやかに保つ。
(41) 爪にうるおいを与える。
(42) 口唇の荒れを防ぐ。
(43) 口唇のキメを整える。
(44) 口唇にうるおいを与える。
(45) 口唇をすこやかにする。
(46) 口唇を保護する。口唇の乾燥を防ぐ。
(47) 口唇の乾燥によるカサツキを防ぐ。
(48) 口唇を滑らかにする。
(49) ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(50) 歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(51) 歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(52) 口中を浄化する(歯みがき類)。
(53) 口臭を防ぐ(歯みがき類)。
(54) 歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(55) 歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。

注1) 例えば、「補い保つ」は「補う」あるいは「保つ」との効能でも可とする。
注2) 「皮膚」と「肌」の使い分けは可とする。
注3) ( )内は、効能には含めないが、使用形態から考慮して、限定するものである。

この他に、「化粧くずれを防ぐ」、「小じわを目立たなくみせる」、「みずみずしい肌に見せる」等のメーキャップ効果及び「清涼感を与える」、「爽快にする」等の使用感等を表示し、広告することは事実に反しない限り認められるものであること。(平成13年3月9日 医薬監麻発第288号)

(コメント)
化粧品の場合、上記を逸脱して効能・効果を表現すると薬事法違反となるそうです。
美白やシワ取りの表現をしている広告は、良く見かけますので、
注意が必要です。

化粧品の場合は、肌が変化するのではなく、
あくまで、「見た目が変わる」というロジックである必要があります。

美白に関して言えば、
医薬部外品(薬用化粧品)として認可されれば、
「メラニン色素生成を抑えることにより日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ」等の
美白効果を訴求する事ができます。

一方、化粧品の場合は、「メークアップ(メーキャップ)効果により肌を白く見せる」旨しか表記が許されていません。

2006年12月4日月曜日

生と加熱で効能が違う? ショウガを効かせる食べ方とは

12月3日(日)放映 フジテレビ「発掘!あるある大事典II」
  番組URL:http://www.ktv.co.jp/ARUARU/

◎組の双子タレントがショウガ10gを好きな食べ方で食べて、温まり効果
 をサーモグラフィで比較
 →1人は生のショウガを冷や奴にかけた。もう1人は豚のショウガ焼きを
 食べた
 →2組とも、ショウガ焼きを食べた人の方のみに温まり効果が得られた
◎番組実験。生ショウガを10g食べると3時間後に白血球数が増えた
 →ショウガの辛み成分ジンゲロールが免疫細胞の数を増やして免疫を強化
 →免疫細胞はジンゲロールを敵と勘違いする。ジンゲロールには細菌類に直
 接攻撃を仕掛ける殺菌作用もある
◎ジンゲロールは加熱すると量が減る。空気に触れると酸化しやすい
(すり下ろして3分放置で半減)
 →お薦めの食べ方は、皮ごとスライスしてハチミツ漬け
 →雑炊を食べる直前に刻んだショウガを加えても良い
◎加熱すると得られる成分は、ショウガオール。血管を収縮させるプロスタグ
 ランジンの働きを弱め、血管を拡張し、血液の流れを良くして体を温める
 →加熱の方法でショウガオールの量を比較。生0.15、炒める0.75、煮る0.58、
 茹でる0.38(単位はmg/10g)。お薦めの調理法は炒める
 →きんぴらショウガ、ジャコと合わせた炒め物、卵焼きに刻んで入れる方法
 がお薦め
◎ショウガ湯を作るときはぬるめの湯を使おう
 →生で得られるジンゲロール、加熱で得られるショウガオールのW効果が得ら
 れる

(コメント)
生ショウガを使ったのは「冷や奴」、加熱ショウガは「豚のショウガ焼き」、
これではそもそも料理の温度に差があり、
加熱ショウガで「温まる」のは自然な成り行きではないでしょうか。
対照は、同じものを用いるべきだと思います。
すなわち、「冷や奴」に生ショウガを加えたものと、「冷や奴」に加熱ショウガを加えたもの
などにすべきだったと思います。


参考:日経BPネット「引き始めの風邪に効くショウガ湯」
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/415/415434.html#recent


漢方では、ショウガの根茎(こんけい)を
生姜(しょうきょう)や乾姜(かんきょう)と言って
多くの薬方に配合されています。
古い書物になると、姜の文字が薑になっいることもありますが
同じ意味です。

ただ、言葉に多少混乱があって、日局のショウキョウは、
生の生姜ではなく、乾燥させたものなので、
通常、生の生姜と区別するために、
干生姜(かんしょうきょう)や乾生姜(かんしょうきょう)と呼ばれることもあります。
また、干生姜と区分するために、新鮮な生姜は、鮮姜(せんきょう)と呼ぶこともあります。


日本と中国では、この生姜と乾姜が異なり、言葉の混乱が見られるので
注意してください。

日本の市販の生姜(しょうきょう)はほとんど干生姜(乾生姜)ですが、
これは、中国では乾姜(かんきょう)となります。

日本の乾姜は蒸して乾燥させたもので、中国では使われていません。

中国では、干生姜(中国の乾姜)を炮(ほう)じて、炭化(たんか)させたものを
炮姜(ほうきょう)、黒姜、炮姜炭といいます。
散烈の性質は乾姜より弱く、温経止血に働き、虚寒の吐血・衂血(じくけつ;鼻血)・血便・不正出血などに棕櫚炭・烏梅炭などと用います。



漢方の薬方集では、生姜の量が生の量で書いてあるものと、
干生姜の量で書いてあるものがあり、注意が必要です。
そのことを知らずに、生の量が書いてあるのに、
干生姜をその量配合してしまい、
辛くて、困った経験があります。


生姜も乾姜も、体を暖める作用がありますが、
乾姜の方が、体を温める作用は強いと言われています。


通常、生姜の代用に乾姜が使えますが、
嘔吐を止めるには、乾姜では代用できず、
生の生姜でないといけないようです。
例) 生姜瀉心湯

生姜と乾姜の両方を配合している薬方もありますので、
そのような場合も代用ができないと思われます。


生姜の面白い作用として、
半夏(はんげ)という生薬の副作用を抑える作用があります。
半夏をそのままなめると、ノドがチクチクします。
その際、生姜(or乾姜)をなめると、痛みがおさまります。
ですので、半夏の配合された漢方薬には、
大抵、生姜や乾姜が配合されています。

例外の代表例は、利膈湯(りかくとう)です。
この薬方は、咽喉ガンなどで、
食物がノドがとおらなくなった際に、
これを飲むことで、食物がノドをとおるようになるそうです。
浅田流では利膈湯加味を用いますが、
これにはショウガが配合されています。


棗姜水煎(そうきょうすいせん)という言葉があり、
漢方薬方の薬味として書かれていなくても、
大棗(たいそう;ナツメの実)と生姜とを一緒に入れて煎じることがあります。


【参考】
ショウガ(生姜)
ショウガ ginger∥Zingiber officinale Rosc.

 ショウガ科の多年草。香辛料として世界的に知られています。
起源は古く、インド原産とされていますが、野生種は発見されていません。
熱帯域が原産地であるので、高温多湿を好み、日本では7月から9月ごろにかけてよく生育します。
千葉・埼玉・長崎県などに栽培が多いようです。
漬物、薬味、菓子用のほか、薬用、ソースなどの調味用やジンジャー・エールの製造などに使われます。        
[薬用] ショウガの根茎を生薬では生姜(しょうきょう)といいます。
精油を含み、独特の芳香があります。
主成分はジンギベロール zingiberol で、ほかにセスキテルペン、モノテルペン、
辛味(しんみ)成分として結晶性のジンゲロン zingerone、油性のショウガオールshogaol などを含みます。
 他の生薬と配合して芳香性健胃、食欲増進、新陳代謝機能促進(しんちんたいしゃきのうそくしん)、鎮嘔(ちんおう)、鼻詰り、悪寒発熱(おかんほつねつ)に用いられます。
消炎鎮痛作用があり、姜汁(きょうじゅう)とサトイモの親芋をつきつぶしたものと小麦粉(こむぎこ)を混ぜ、関節痛,肋間神経痛などに外用します。また食物の毒(肉類,魚類など)および薬毒(半夏(はんげ)、天南星(てんなんしよう)などの)を除く

『薬局の漢方』 清水藤太著 南山堂刊 昭和38年8月20日発行
p.50
ショーキョー ZINGIBER 生姜
〔基〕 各地に栽培するショーガ科の多年草,ショーガZingiber officinaleの生の根茎.生のフルネ(ヒネショーガ)である.「姜汁」は生姜のしぼり汁である。

〔性〕 不規則に分岐した根で太さ1.5~3cm,長さ10~15cm,外面灰褐色で光沢ある表皮がある.横切面は帯緑淡黄色,質重く,特異の芳香と辛味がある.乾姜よりも味がよい.

〔成〕 辛味成分:ジンゲロン,ショーガオール.不揮発性で皮部に多い.精油2%.

〔選〕 肥大で汁が多いものがよい.生の生姜がないときは乾姜(即ち薬局方の生姜)を3分の1量用いる.

〔応〕(温) 健胃,鎮嘔剤で,水毒の上逆による嘔気,咳,吃逆,悪心,噫気に用いる. 「嘔家の聖薬」といわれる.生姜は調味と食欲を増進し,諸薬の香味をよくし,胃に受容しやすくし,オクビをとどめ,胃腸を刺戟して諸薬の吸収をうながす効がある.生姜は健胃鎮嘔の効が乾姜にまさる.生姜は胃内停水なくて嘔するもの,半夏は胃内停水があって嘔するものである.生姜汁は,その効が生姜より早い. (薬徴続) 主治:嘔. 兼治:乾嘔,噫,噦逆. 半夏は嘔と吐と兼発するもの,生姜はただ嘔するもの,又は嘔が多く吐が少ないものを治す.

〔方〕 桂枝湯葛根湯小半夏湯,生姜瀉心湯,その他多数.

〔量〕 1日3~10g.

p.50
ショーキョー ZINGIBER 生姜
〔基〕 各地に栽培するショーガ科の多年草,ショーガZingiber officinaleの生の根茎.生のフルネ(ヒネショーガ)である.「姜汁」は生姜のしぼり汁である。


『漢方処方応用の実際』 山田光胤 南山堂
p.22 8.漢方薬の投薬法 1) 薬物についてで
〔生姜〕 傷寒論にある生姜は,な まのショウガである。
〔乾姜〕 傷寒論の乾姜は,乾燥したショウガである.現在これを乾生姜と慣習上よんでいる.生姜の代りに乾生姜を用いるときは,1日 分2.0gぐらいがよい. 市販の乾姜は,一度蒸したショウガを乾燥したものである.後世方ではこれを用いたようであるが,著者らは乾生姜を用いている.

2006年11月30日木曜日

青柿がコレステロール抑制 高脂血症改善に効果期待 共同通信社 【11月29日】

○青柿がコレステロール抑制 高脂血症改善に効果期待 共同通信社 【11月29日】
 岐阜県生物工学研究所などの研究グループが29日までに、
成熟する前の青柿に血中コレステロールを抑制する効果があることを
動物実験で発見した。高脂血症などの改善への活用が期待できるほか、
成熟する前に間引くため捨てるしかなかった青柿の実の有効利用が可能になるという。

 研究グループが、高カロリーの餌に未成熟の柿の粉末を10%混ぜたものを
マウスに与え、14週間後に柿の粉末を混ぜない高カロリー餌を与えたマウスと
血液を比較したところ、血中のコレステロールが約23%少なかった。
 同グループは、青柿を与えたマウスの肝臓でコレステロールが分解されてできる
「胆汁酸」の合成が活発化していることから、血中のコレステロールが取り込まれ、
血中量が低下したと分析している。
 青柿は実の状態だと渋くて食べられないため、粉末化した。
甘柿と渋柿の2種類で試したところ、どちらも同様の効果が得られたという。
県は「特定保健用食品や薬品への実用化を目指したい」と話している。

(コメント)
「柿が赤くなると医者が青くなる」と古から言われています。
http://www.kudamono200.or.jp/hataraki/eiyougaku/yosida011.html

未熟な柿にも効果があるということで興味を持ちました。

柿渋(かきしぶ)は古くから脳卒中や高血圧に民間薬として利用されてきています。
柿渋(かきしぶ)は、未熟な渋柿果実を粉砕、圧搾して得られた汁液を発酵させたものです。
柿渋タンニン(ポリフェノール)多量に含みます。

近年は、この柿タンニンに、消臭作用が見い出され、利用されています。
タンニンですので、内服すると便秘する可能性もあります。
下痢止めには良いかもしれませんが……

記事の動物実験も、柿渋タンニンの効果かもしれません。


以前、あるあるで、青みかんや青リンゴの方がダイエット効果がある旨の放送があり、
またこれとは別に、青みかんの皮を原料とした花粉症やアレルギー対応の健食や
消化酵素パパインを多く含む青パパイア等ありますので
未熟なものには未熟なものとして、何か良い成分があるのかもしれません。
摘果したものの利用方法が広がれば環境にもやさしい素材になりそうです。

2006年11月29日水曜日

フラーレン:変形性関節症の進行抑制--三菱商事など解明

○フラーレン:変形性関節症の進行抑制--三菱商事など解明
 ◇炭素系新素材 毎日新聞 2006年11月28日 東京朝刊
 三菱商事と聖マリアンナ医科大学は27日、炭素系新素材「フラーレン」が、
変形性関節症の進行を抑える効果があるとする研究結果を発表した。
従来は痛みなどへの対症療法が中心で、進行を抑える効果が確認できたのは画期的という。
12月9日からチェコ・プラハで開催される国際変形性関節症学会で発表する。
 フラーレンはサッカーボール状の炭素同素体で、化粧品などにも使用されている。
変形性関節症は年齢とともに軟骨組織が衰え、国内には約1000万人の患者がいる。

 同大の遊道和雄講師によると、フラーレンをウサギのひざに注入したところ、
関節の変形の進行が注入しないケースの半分以下に抑えられたという。【三沢耕平】

(コメント)
現在、膝に注入するものとしては、ヒアルロン酸Naが良く使われていますが、
これとの比較が欲しいと思いました。
内服での効果は難しいと思います。
同素体とは、元素記号で表すと同じですが、元素同士の結び付きが異なるものをいいます。
炭素の同素体としては、ダイヤモンドや黒炭(すみ)もあります。
いずれも、炭素が結びついたものですが、まるで価値は異なります。
フラーレンは近年注目を集めています。

膝痛に使用する健食原料には、
グルコサミン、コンドロイチン、MSM、生姜、キャッツクロー、デビルズクロー
ビタミンB群、C、Eなどがあります。