安中散(あんちゅうさん)
本方は血気刺痛を治する方剤で、 やや虚状を帯び、慢性に経過した痙攣性疼痛によく奏効する。アトニー型が多く、心下部・腹部はそれほど緊張せず、一般に冷え症・貧血性で、やや衰弱の傾向 があり、腹壁は菲薄で、臍傍に動悸を触れる。食後或は空腹時に心下部に軽痛或は鈍痛を発し、嘈囃を訴えるものが多く、時に酸水を吐し、夕刻不消化物を吐く ものもある。また下腹から腰に牽引痛を発する場合もある。心下痞硬して、腹筋が緊張するものは柴胡桂枝湯加牡蠣、小茴香の證であって、この證が遷延して、 虚状を呈したものが即ち安中散の證である。更に虚羸して腹部軟弱となり症状の激しいのは丁香茯苓湯の證である。
慢性に来る心下部の持続性の軽痛 或は鈍痛は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃酸過多症・胃下垂症・慢性胃炎・幽門狭窄・胃の腫瘍・胃動脈硬化症・貧血・悪阻・ヒステリー・神経症(神経性胃 炎)・ニコチン中毒等に起因するとされているが、此方はこれ等の諸疾患で右に述べた目標に従って応用される。古人が血気刺痛と指示したのは、これ等の疾患 に神経症を多分に加味し胃の欝血を兼ねたことを意味するものと解される。
方中の桂枝は、血脈を通じ、欝血を順らし、腹痛を治する。延胡索は経を 通じ心腹疼痛を静めるもので、神経性の疼痛を軽減させる。牡蠣は脇疼を去り、老痰を治すといわれ、酸を中和する能がある。縮砂は気滞を順らし痛みを止め る。小茴香は温剤で胃を温めて、胃寒による疼痛を去る。良姜は気を下し、中を温むといわれ、胃を温めて気を順らし、神経性疼痛を鎮める作用がある。
『漢方薬の実際知識』 東丈夫・村上光太郎著 東洋経済新報社 刊
7 裏証(りしょう)Ⅰ
虚弱な体質者で、消化機能が衰え、心下部の痞えを訴えるも の、また消化機能の衰退によって起こる各種の疾患に用いられる。建中湯類、裏証Ⅰ、 裏証Ⅱは、いずれも裏虚の場合に用いられるが、建中湯類は、特に中焦が虚したもの、裏証Ⅰは、特に消化機能が衰えたもの、裏証Ⅱは、新陳代謝機能が衰えた ものに用いられる。
裏証Ⅰの中で、柴胡桂枝湯加牡蠣茴香(さいこけいしとうかぼれいういきょう)・安中散(あんちゅうさん)は気の動揺があり、神経質の傾向を呈する。半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)・呉茱萸湯(ごしゅゆとう)は、水の上逆による頭痛、嘔吐に用いる。
各薬方の証明
2 安中散(あんちゅうさん) (和剤局方)
〔桂枝(けいし)四、延胡索(えんごさく)、牡蠣(ぼれい)各三、茴香(ういきょう)、甘草(かんぞう)、縮砂(しゅくしゃ)各二、良姜(りょうきょう)一〕
冷え症で、表証はなく、胃部の虚寒と気うつ、血滞のあるものに用いられる。したがって、平素健康な人が、暴飲、暴食したために起こる胸やけや 胃痛には効果がない。本方證は、体質的に虚証であり、神経過敏となり、動悸、胃内停水、胃痛、心下痛、胸やけ、腹満、食欲不振、悪心、嘔吐、冷え症などを 目標とする。本方證の痛みは、慢性に経過した痙攣性疼痛または下腹部より腰背におよぶ牽引性疼痛である。また消化が悪く、いつまでも食物が胃に停滞するこ とも目標となることがある。平素から胃腸の悪い人が、急に胸やけがしたり、胃が張ったりするものに頓服して速効がある。
〔応用〕
つぎに示すような疾患に、安中散證を呈するものが多い。
一 神経性胃炎、胃酸過多症、胃下垂症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍その他の胃腸系疾患。
一 月経痛、悪阻その他の婦人科系疾患。
『《資料》よりよい漢方治療のために 増補改訂版 重要漢方処方解説口訣集』 中日漢方研究会
1.安中散(あんちゅうさん) 和剤局方
桂枝4.0 延胡索3.0 牡蛎3.0 茴香1.5 縮砂1.0 甘草1.0 良姜0.5
(和剤局方)
遠年,日近,脾疼反胃,口酸水ヲ吐シ,寒邪ノ気内ニ留シ,停積シテ消セズ,脹満,腹脇ヲ攻刺シ,悪心嘔逆,面黄肌痩,四肢倦怠スルヲ治ス。
〈現代漢方治療の指針〉 薬学の友社
冷え症,神経質で胃痛や胸やけのあるもの。本方は主に神経過敏に起因する胸やけやこれに伴う胃痛,悪心などの症状に繁用されるが,通常虚弱体質英人に応用し,筋骨質で平素強健な人に多い暴飲暴食によると思われる疾患にはあまり効果はなく,このような場合は大柴胡湯などを考慮すべきである。胃潰瘍,十二指腸潰瘍の対症療法としては有効であるが,根本的治療を志すときは小柴胡湯などと併用した方がよい。平胃散とは類似の薬効であるが,本方は虚弱体質の胃酸過多に,他はあまり虚弱でないものの消化不良を伴う胃腸疾患の適する。
〈漢方処方解説シリーズ〉 今西伊一郎先生
本方は主として神経過敏や,頭脳酷使などに起因する胃部の軽痛,鈍痛,胸ヤケなどを対象に応用されており,一般的にやや虚弱な者や甘味品を好むものに多い。本方症状を訴えるほとんどが,食生活について注意しているにもかかわらず,前記胃腸症状を自覚することが多い。潰瘍や胃ガンなどを心配したり,その他日常生活のなかで受ける大小さまざまの精神的ショックに伴う胃痛,胸ヤケ,胃部の圧重感に応用されている。
〈漢方処方応用の実際〉 山田 光胤先生
○体力が低下している体質虚弱な人が,胃が痛んだり,胃酸を吐いたり,胸ヤケがある時に用いる。食物の消化はわるく,いつまでも胃に停滞し,胸や上腹部が張り,悪心,嘔吐,四肢倦怠などがおこり,体重が減少するものである。多くの場合患者は痩せ型で,腹部は軟弱,心下部に振水音をみとめる。
○餐英館療治雑話にも「この処方は元来胃に寒があって胸腹脹満,心下刺痛などの症状のあるものを治す。・・・・・・小腹(下腹)が痛むときにも効果があり,疝に留飲をかねる証を治す。疝積や反胃嘔吐などに用いるのに一つの心得がある。腹は虚軟で脈また虚して力がなく,脾胃に寒があるか,痛みが長くつづいて脾虚の徴候があるものに用い,少しでも熱候があったら用いてはならない」とある。
○本方は腹痛,呑酸,嘈囃などを目標にすると胃酸過多の傾向があるときに用いることが多い。しかし,こういう症状は胃酸減少のときにもおこる。そのときは胃酸の多寡には関係なく本方を用いてよい。
〈漢方診療の実際〉 大塚,矢数,清水 三先生
本方は血気刺痛を治する方剤で, やや虚状を帯び,慢性に経過した痙攣性疼痛によく奏効する。アトニー型が多く,心下部,腹部はそれほど緊張せず,一般に冷え症,貧血性で,やや衰弱の傾向 があり,腹壁は菲薄で,臍傍に動悸を触れる。食後或は空腹時に心下部に軽痛或は鈍痛を発し,嘈囃を訴えるものが多く,時に酸水を吐し,夕刻不消化物を吐く ものもある。また下腹から腰に牽引痛を発する場合もある。心下痞硬して,腹筋が緊張するものは柴胡桂枝湯加牡蠣,小茴香の証であって,この証が遷延して, 虚状を呈したものが即ち安中散の証である。更に虚羸して腹部軟弱となり症状の激しいのは丁香茯苓湯の証である。
慢性にくる心下部の持続性の軽痛或は鈍痛は,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃酸過多症,胃下垂症,慢性胃炎,幽門狭窄,胃の腫瘍,胃動脈硬化症,貧血,悪阻,ヒステリー,神経症(神経性胃炎),ニコチン中毒等に起因するとされているが,此方はこれ等の諸疾患で右に述べた目標に従って応用される。古人が血気刺痛と指示したのは,これ等の疾患 に神経症を多分に加味し,胃の鬱血を兼ねたことを意味するものと解される。方中の桂枝は血脈を通じ,鬱血を順らし,腹痛を治する。延胡索は経を 通じ心腹疼痛を静めるもので,神経性の疼痛を軽減させる。牡蠣は脇疼を去り老痰を治すといわれ酸を中和する能がある。縮砂は気滞を順らし痛みを止め る。小茴香は温剤で胃を温めて,胃寒による疼痛を去る。良姜は気を下し,中を温むといわれ,胃を温めて気を順らし,神経性疼痛を鎮める作用があり。
〈漢方百話〉 矢数 道明先生
(証) 安中散は脾胃の虚であるから,慢性に経過した胃の虚弱が第一に挙げられ,弛緩性体質のものに多い。寒を兼ねているので多くは胃内停水を認める。気鬱と血滞が第二の条件で,そのため胃あるいは腹中に血行の障害、腫脹の部位が発生し,多くの場合に酸過剰を伴い,疼痛が起きる。この気鬱血滞により,その場所あるいは附近に動悸を認めることとなる。脈は浮洪で無力,あるいは沈細で遅の場合もあるがすべて虚脈である。ただし発作時に弦を帯びることがある。腹証は虚して軟弱弛緩無力のものが多い。時に筋緊張や抵抗あるものもあるが,軽度である。舌苔は無いか,あるいは薄い白苔で潤っている。嘔吐の症は無いか,或は軽度の場合によく頑固に繰り返される食後あるいは空腹時の心下部疼痛を主訴とする。便通は普通,あるいは便秘のものもある。栄養衰え,貧血性で全身倦怠を訴える。(中略)
総括
1.望診 やせ型,顔面蒼白(酒客は赤いことあり)貧血性
2.聞診 言説力なく,応答不活発
3.問診 心下部疼痛(空腹時,食後,不定)心下部痞満嘈囃(時に酸欠乏),食欲不振,軽嘔吐,あるいは嘔なく,または下腹部疼痛腰背に及ぶ,冷え症(腹満,軽度)
4.切診 皮膚筋肉弛緩,削痩,脈虚軟,腹軟弱(時に軽い緊張)腹中動悸(臍傍)胃内停水
5.病名 胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃拡張症,胃酸過多症,胃アトニー,慢性胃炎,溜飲症,神経性胃痛,ヒステリー
漢名,脾疼,反胃,癖嚢,心腹痛,疝気,瘕聚
〈漢方処方解説〉 矢数 道明先生
脾胃(おもに胃のこと)の虚寒とと気鬱血滞による胃痛・腹痛というのが主目標で,次の様な諸徴候を参考とする。痩せ型で皮膚筋肉の弛緩傾向,脈は虚・軟,腹も軟弱(時にやや緊張していることもある。)で動悸(とくに臍傍),胃内停水などを認めることもある。その他,心下痛,心下痞満,腹満(軽度),下腹部より腰背に及ぶ牽引性疼痛,過酸(または低酸)症,食欲不振,嘔吐(軽度)などである。
〈勿誤方函口訣〉 浅田 宗伯先生
「此方世上には癖嚢(胃拡張)の主薬とすれども,吐水甚しき者には効なし。痛み甚しき者を主とする。反胃(胃拡張,胃癌の類)に用ゆるにも腹痛を目的とすべし。又婦人血気刺痛には癖嚢より反って効あり。」
【副作用】
①使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査をしていないため,発現頻度は不明である。
②重大な副作用
a.偽アルドステロン症:低カリウム血症,血圧上昇,ナトリウム・体液の貯留,浮腫,体重増加等の偽アルドステロン症が現れることがあるので,観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い,異常が認められた場合には中止し,カリウム剤の投与等の適切な処置を行う
b.ミオパシー:低カリウム低症の結果としてミオパシーが現れることがあるので,観察を十分に行い,脱力感,四肢けいれん・麻痺等の異常が認められた場合には中止し,カリウム剤の投与等の適切な処置を行う。
③その他の副作用
過敏症(頻度不明) 発疹,発赤,瘙痒等
このような症状が現れた場合には中止する。
【高齢者への投与】
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので,娠婦又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
【小児等への投与】
小児等に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]
商 品 名 製造販売元 発売元又は販売元 |
一日 製剤量 (g) |
添加物 | 剤形 | 効能又は 効果 | 用法及び用量 | 桂皮(ケイヒ) | 桂枝(ケイシ) | 延胡索(エンゴサク) | 牡蛎(ボレイ) | 茴香(ウイキョウ) | 縮砂(シュクシャ) | 甘草(カンゾウ) | 良姜(リョウキョウ) | |
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1 | オースギ安中散料エキスG 大杉製薬 | 3.0 | 乳糖水和物、トウモロコシデン プン、ステアリン酸マグネシウ ム | 顆粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | |
2 | オースギ安中散料エキスT錠 高砂薬業 大杉製薬 |
2.79 (9錠) | 結晶セルロース、メタケイ酸ア ルミン酸マグネシウム、カルメ ロースカルシウム、ステアリン 酸マグネシウム、ヒプロメロー ス、酸化チタン、黄色5号アルミ ニウムレーキ、青色1号アルミニ ウムレーキ、赤色3号アルミニウ ムレーキ | フィルム コーティ ング錠 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | |
3 | クラシエ安中散料エキス細粒 クラシエ製薬 クラシエ薬品 |
6.0 | 日局ステアリン酸マグネシウ ム、日局結晶セルロース、日局 乳糖水和物、含水二酸化ケイ素 | 細粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | |
4 | コタロー安中散エキスカプセル 小太郎漢方製薬 | 2.04 (6カプセル) | カルメロースカルシウム、軽質 無水ケイ酸、結晶セルロース、 合成ケイ酸アルミニウム、ステ アリン酸マグネシウム、トウモ ロコシデンプン、ヒドロキシプ ロピルスターチ、メタケイ酸ア ルミン酸マグネシウム、カプセ ル本体に青色1号、黄色5号、赤 色3号、酸化チタン、ゼラチン、 ラウリル硫酸ナトリウム | カプセル | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | |
5 | コタロー安中散エキス細粒 小太郎漢方製薬 | 6.0 | ステアリン酸マグネシウム、ト ウモロコシデンプン、乳糖水和 物、プルラン、メタケイ酸アル ミン酸マグネシウム | 細粒 | 冷え症、神経質で、胃痛や胸やけのあるもの。 胃腸病、胃炎、胃酸過多症、胃潰瘍による胃痛。 |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | |
6 | JPS安中散料エキス顆粒〔調剤用〕 ジェ-ピ-エス製薬 | 7.5 | ステアリン酸Mg、ショ糖脂肪酸 エステル、乳糖水和物 | 顆粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | |
7 | ツムラ安中散エキス顆粒(医療用) ツムラ | 7.5 | 日局ステアリン酸マグネシウ ム、日局乳糖水和物 | 顆粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 2~3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 | |
8 | テイコク安中散エキス顆粒 帝國漢方製薬 日医工 |
7.5 | 乳糖水和物、結晶セルロース、 ステアリン酸マグネシウム | 顆粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前 3回 |
5.0 | 4.0 | 4.0 | 2.0 | 1.5 | 1.5 | 0.7 | |
9 | 〔東洋〕安中散料エキス細粒 東洋薬行 | 6.0 | トウモロコシデンプン | 細粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
空腹時 3回 |
3.0 | 3.0 | 3.0 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 1.0 | |
10 | 本草 安中散料エキス顆粒-M 本草製薬 | 7.5 | 乳糖水和物、メタケイ酸アルミ ン酸マグネシウム、ステアリン 酸マグネシウム | 顆粒 | やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけ、げっ ぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の諸症: 神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー |
食前又は食間 3回 |
4.0 | 3.0 | 3.0 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 0.5 |