健康情報: 糖尿病になりにくいDNA 都老研など配列の違い発見 共同通信社 【1月16日】

2007年1月17日水曜日

糖尿病になりにくいDNA 都老研など配列の違い発見 共同通信社 【1月16日】

○糖尿病になりにくいDNA 都老研など配列の違い発見 共同通信社 【1月16日】
 遺伝情報を伝える塩基配列が1つ違うだけで糖尿病にかかりにくい
個人差ができることを、東京都老人総合研究所などの日韓共同研究チームが
細胞内小器官のミトコンドリアのDNAで見つけ、
15日、米人類遺伝学会誌電子版に発表した。
 DNAの配列には、人によってわずかに異なる「多型」と呼ばれる部分があり、
日本人や韓国人には、今回の配列の違いを持つ人が約4%いるという。
 研究チームは、岐阜県の3つの県立病院とソウル大病院で、
糖尿病患者約2000人と健康な人約2300人のミトコンドリアDNAを比較。
配列が1つ異なる人が、健康な人には約5・3%いたのに対し、
患者には約3%しかおらず、配列の異なる人は通常より
約1.9倍かかりにくいことが分かった。
日本人では、配列の異なる人の中でも、女性の方がよりかかりにくいという。
 ミトコンドリアは膵臓(すいぞう)でのインスリン分泌にかかわっており、
研究チームは配列の違いがインスリンをよく分泌し
糖尿病にかかりにくい体質を生んでいる可能性があるとみている。
 同研究所の田中雅嗣(たなか・まさし)研究部長は
「配列の違いは糖尿病だけでなく、
メタボリックシンドロームにもかかわっている可能性がある」と話している。
(コメント)
いわゆる体質の違いが、科学的に証明されるようになってくるようです。
遺伝子多型により、体質が判明し、かかり易い病気が
事前にわかれば、気を付けることが可能になります。
また、効く薬や副作用の出やすい薬などもわかるようになり、
薬剤選択の確実性が高まることと思われます。
漢方で良く言われる「証」と遺伝子多型の関係がわかれば
面白いと思います。

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