健康情報: フラーレン:変形性関節症の進行抑制--三菱商事など解明

2006年11月29日水曜日

フラーレン:変形性関節症の進行抑制--三菱商事など解明

○フラーレン:変形性関節症の進行抑制--三菱商事など解明
 ◇炭素系新素材 毎日新聞 2006年11月28日 東京朝刊
 三菱商事と聖マリアンナ医科大学は27日、炭素系新素材「フラーレン」が、
変形性関節症の進行を抑える効果があるとする研究結果を発表した。
従来は痛みなどへの対症療法が中心で、進行を抑える効果が確認できたのは画期的という。
12月9日からチェコ・プラハで開催される国際変形性関節症学会で発表する。
 フラーレンはサッカーボール状の炭素同素体で、化粧品などにも使用されている。
変形性関節症は年齢とともに軟骨組織が衰え、国内には約1000万人の患者がいる。

 同大の遊道和雄講師によると、フラーレンをウサギのひざに注入したところ、
関節の変形の進行が注入しないケースの半分以下に抑えられたという。【三沢耕平】

(コメント)
現在、膝に注入するものとしては、ヒアルロン酸Naが良く使われていますが、
これとの比較が欲しいと思いました。
内服での効果は難しいと思います。
同素体とは、元素記号で表すと同じですが、元素同士の結び付きが異なるものをいいます。
炭素の同素体としては、ダイヤモンドや黒炭(すみ)もあります。
いずれも、炭素が結びついたものですが、まるで価値は異なります。
フラーレンは近年注目を集めています。

膝痛に使用する健食原料には、
グルコサミン、コンドロイチン、MSM、生姜、キャッツクロー、デビルズクロー
ビタミンB群、C、Eなどがあります。