健康情報: 烏苓通気散(うりょうつうきさん/うれいつうきさん) の 効能・効果 と 副作用

2012年9月20日木曜日

烏苓通気散(うりょうつうきさん/うれいつうきさん) の 効能・効果 と 副作用

【一般用漢方製剤承認基準】

烏苓通気散(うれいつうきさん/うりょうつうきさん)
〔成分・分量〕 烏薬2-3.5、当帰2-3.5、芍薬2-3.5、香附子2-3.5、山査子2-3.5、陳皮2-3.5、茯苓1-3、白朮1-3、檳榔子1-2、延胡索1-2.5、沢瀉1-2、木香0.6-1、甘草0.6-1、生姜1(ヒネショウガを用いる場合2)

〔用法・用量〕 湯

〔効能・効果〕 下腹部の痛み、乳腺の痛み

《備考》 注)体力に関わらず、使用できる。 【注)表記については、効能・効果欄に記載するのではなく、〈効能・効果に関連する注意〉として記載する。】


勿誤薬室方函』 浅田 宗伯著
 一切の疝気を治し、遠近寒熱を問ふことなし。

勿誤薬室方函口訣』 浅田 宗伯著
烏苓通気湯
 此の方は後世、疝の套剤とすれども、疏気利水が主意にて、寒疝諸症、温散和中の薬効なき者に用ひて通気の験著し。
其の他、婦人両乳痛甚だしき者、小児陰嚢急痛する者に与へて即効あり。
通気の二字玩味すべし。
※套剤(とうざい):日常頻繁に用いる薬方。




勿誤薬室方函口訣解説』(7) 松田 邦夫
烏苓通気湯
 『万病回春』五巻の癲疝門に烏苓通気散として出ております。「一切の疝気を治す。遠近、寒熱、風湿、寒気を問うことなし」とあります。疝は腹の痛む病気のことで、『金匱要略』にも腹満、寒疝、宿食篇がありますが、後世になって疝にいろいろな意味をもたせることになるわけです。疝気は『諸病源候論』に「疝は痛みなり」とあって、主として下腹痛のことです。そして体の遠近、すなわち手足の先であると、躯幹であるとを問わず、寒疝、熱疝、すなわち原因が寒冷、熱邪であるとを問わず、あるいは風と湿(リウマチのようなもの)、あるいはまた水毒など、原因の如何を問わず烏苓通気湯は一切の下腹痛に用いて効果があるということです。
 内容は、烏薬(うやく)、当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、香附子(こうぶし)、山査子(さんざし)、陳皮(ちんぴ)、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)、檳榔子(びんろうじ)、玄胡索(げんごさく)、沢瀉(たくしゃ)、木香(もっこう)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)の十四味から成っています。『万病回春』では「疝気は肝経に本づく、よろしく通ずべし、塞ぐことなかれ」、また「一切の疝気は、多くは熱、中に鬱するによって寒、外に束ぬ」とあります。また加減方では「もし悪寒して、脈沈細なるには呉茱萸を加う」とあります。




 
8. 烏苓通気散
 
【添付文書等に記載すべき事項】
 
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、 副作用が起こ りやすくなる)
 
次の人は服用しないこ
生後3ヵ月未満の乳児。
〔生後3ヵ月未満の用法がある製剤に記載すること。〕
 
相談すること
1. 次の人は服用前に医師、 薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1) 医師の治療を受けている人。
(2) 妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3) 胃腸の弱い人。
(4) 高齢者。
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上) 含有する製剤に記載すること。〕
(5) 今までに薬などにより発疹・発赤、 かゆみ等を起こしたことがある人。
(6) 次の症状のある人。
むくみ
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上) 含有する製剤に記載すること。〕
(7) 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上) 含有する製剤に記載すること。〕
 
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、
この文書を持って医師、 薬剤師又は登録販売者に相談すること
 


 
関係部位   
  発疹・発赤、 かゆみ
消化器 吐き気、 食欲不振、 胃部不快感
 
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
 




 
症状の名称   

偽アルドステロン症、
ミオパチー
手足のだるさ、 しびれ、 つっぱり感やこわばり に加えて、 脱力感、 筋肉痛があらわれ、 徐々に強くなる。
 
〔1 日最大配合量が甘草として1 g以上 (エキス剤については原生薬に換算して1 g以上)含有する製剤に記載すること。〕
 
  5~6 日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、 この文書を持って医師、
薬剤師又は登録販売者に相談すること
 
4. 長期連用する場合には、 医師、 薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以上)
含有する製剤に記載すること。〕
 
〔効能又は効果に関連する注意と して、 効能又は効果の項目に続けて以下を記載するこ と。〕体力に関わらず、使用できる。
 
〔用法及び用量に関連する注意として、用法及び用量の項目に続けて以下を記載すること。〕(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
〔小児の用法及び用量がある場合に記載すること。〕
(2)〔小児の用法がある場合、剤形により、次に該当する場合には、そのいずれかを記載す
ること。〕
1) 3歳以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、 よく注
意すること。
〔5歳未満の幼児の用法がある錠剤・丸剤の場合に記載すること。〕
2)幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
〔3歳未満の用法及び用量を有する丸剤の場合に記載すること。〕
3) 1歳未満の乳児には、 医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ
服用させること。
〔カプセル剤及び錠剤・丸剤以外の製剤の場合に記載すること。 なお、生後3ヵ月未満
の用法がある製剤の場合、「生後3ヵ月未満の乳児」をしてはいけないことに記載し、
用法及び用量欄には記載しないこと。〕
 
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない(湿気の?ない)涼しい所に(密栓して)保管すること。
〔(  内は必要とする場合に記載すること。〕
(2) 小児の手の届かない所に保管すること。
(3) 他の容器に入れ替えないこと。 (誤用の原因になったり品質が変わる。)
〔容器等の個々に至適表示がなされていて、 誤用のおそれのない場合には記載しなくてもよい。〕
 
【外部の容器又は外部の被包に記載すべき事項】
 
注意
1.次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
〔生後3ヵ月未満の用法がある製剤に記載すること。〕
2. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1) 医師の治療を受けている人。
(2) 妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3) 胃腸の弱い人。
(4) 高齢者。
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上) 含有する製剤に記載すること。〕
(5) 今までに薬などにより発疹・発赤、 かゆみ等を起こしたことがある人。
(6) 次の症状のある人。
むくみ
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
上) 含有する製剤に記載すること。〕
(7) 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
〔1日最大配合量が甘草として1g以上(エキス剤については原生薬に換算して1g以
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上) 含有する製剤に記載すること。〕
2´. 服用が適さない場合があるので、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔2. の項目の記載に際し、十分な記載スペースがない場合には2´. を記載すること。〕
3. 服用に際しては、説明文書をよく読むこと
4.直射日光の当たらない(湿気の?ない)涼しい所に(密栓して)保管すること
〔(  内は必要とする場合に記載すること。〕
 
〔効能又は効果に関連する注意として、効能又は効果の項目に続けて以下を記載すること。〕
体力に関わらず、使用できる。

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